浄泉会概要

挨拶・理念

ご挨拶

やまばと学園のホームページをご覧戴きまして誠にありがとうございます。

社会福祉法人「浄泉会」「やまばと学園」は、現在の通所棟西側にある清らかな泉にちなんだ「浄泉会」、そして入所棟南側の杉林に多く飛来していた「やまばと」を由来とし、平成3年にこの自然豊かな渋沢丘陵のふもとに開設されました。時折、沢蟹や雉、鹿などを見かける里山の自然に囲まれたこの地で、創設者・岡部忠行氏の「公平無私」の精神と「やまばと学園信条」を受け継ぎ、お陰様で本年4月には、創立35周年という大きな節目を迎えることとなります。

 さて、令和8年度の法人の目標語は「和顔愛語(わがんあいご)」です。これは「和やかな笑顔と、親愛の情のこもった穏やかな言葉づかい」を意味します。私たちはこの精神のもと、「人にやさしく」をテーマに掲げ、利用者様はもちろん、ご家族、地域の方々、そして共に働く職員一人ひとりに対し、誠実さと優しさを持って向き合う経営を実践してまいります。

近年の障害福祉を取り巻く環境は、「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~」や秦野市が目指す「地域共生社会」の実現に向け、大きな変革期にあります。当法人におきましても、利用者様の「こうありたい」という意思決定を尊重し、科学的根拠に基づいた質の高いケアを提供するため、見守りカメラや記録システム等のICT機器を積極的に活用しております。これらデジタル技術(DX)の推進は、利用者様の安全確保のみならず、職員の業務負担軽減にも寄与し、創出された時間を本来の「人へのケア(和顔愛語の実践)」へと還元してまいります。

 また、頻発する自然災害や感染症リスクを見据え、業務継続計画(BCP)の進化にも注力しております。井戸や発電機といったハード面の整備に加え、地域との連携協定などソフト面の対策も強化し、首都直下地震や南海トラフ巨大地震等あらゆる事態においても、利用者様の命と暮らしを守る「安全・安心」な拠点を築いてまいります。

人材面におきましては、「利用者様ファースト」を大前提としつつ、それを支える職員が心身ともに満たされてこそ、真の優しさが生まれるという「職員ファースト」の視点を法人運営に取り入れております。多様な人材が活躍できる職場環境(ダイバーシティ)の整備を進め、職員の幸せが利用者様の喜びへと循環する組織づくりを目指してまいります。

地域社会においては、「かながわライフサポート事業」への取り組みや秦野市社協『きゃっち。』との連携実践、また高齢者の買い物支援を行っている「とちくぼ買い物クラブ」への車両の提供など、制度の狭間にある課題や地域の困りごとに積極的に取り組むことで、地域全体の福祉力向上に貢献する所存です。

浄泉会は、小さくとも充実した「利用者様主体の施設」であることを目指し、35年の歩みを支えてくださったご家族、地域の皆様、関係機関の方々のご支援に深く感謝申し上げます。引き続き、法人の「10の経営原則」に基づき、公益性・透明性の高い経営と、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を果たしてまいります。

 

 社会福祉法人浄泉会  理事長  岡部 一郎

やまばと学園信条

  1. 私達はいかなる時にも、いかなる場所に於ても、利用者の基本的人権を尊重し、その人間性を育む事を誓います。
  2. 私達は利用者とともに健康管理を重点目標とし、安らぎとゆとりのある楽しい学園の運営に努めます。
  3. 私達は利用者の動静に注目しその要求を具にくみ取り、これに対応し利用者が安心して過ごせる明朗で健全な学園の運営に努めます。
  4. 私達は利用者に対して心からなる愛情を持って接することを支援上の要とし学園の運営に努めます。
  5. 私達はこの信条を遵守し遂行するにあたり報告連絡相談を行い、より良い学園の運営に努めます。

施設方針

やまばと学園は、知的障害者の利用者様一人一人の意向を尊重し、個性と能力を十分に発揮し自立に向けての営みができるように、理念である「やまばと学園信条」に則り個人の尊厳を保持しつつ安心、安定した状態の中で生きがい及び生活の質の向上をはかれるように支援し地域社会と協調し地域の一員としての役割を果たせるように努め、経営体としての透明性、安定性、継続性を維持してまいります。

事業経営計画

社会福祉法人制度改革が平成29年度よりスタートいたしましたが、私たちは法令遵守を基本としつつ情勢の如何にかかわらず浄泉会の理念に則り、現状の経営組織の特性分析(SWOT分析)に基づき、経営方針を立案し3年先までの中期事業経営計画を立案しPDCA、5W3Hによるハートフルな利用者様サービスの徹底を図るとともに人権に配慮した施設として、又法人の継続性、透明性、安定性を高め職員一同その事業経営計画に基づいた経営を行って参ります。又社会福祉法人としての責務である社会貢献として「地域における公益事業」である「神奈川ライフサポート事業」、秦野市地域公益事業「きゃっち」又、渋沢栃窪地区の皆様へのお買物のお手伝いをさせていただく「栃窪お買物クラブ」を開始致しており引き続き、地域福祉の向上に努めてまいります。

安全管理・危機対応体制

 当法人では、利用者の皆さまが安心して生活できる環境を守るために、安全管理および危機対応に関する体制を整備しています。虐待防止・身体拘束の適正化・感染症対策・災害時対応など、あらゆるリスクに備えた取り組みを継続的に進めています。

・虐待防止の指針

 当法人は、すべての利用者の尊厳を守り、虐待の未然防止・早期発見・迅速な対応を図るために「虐待防止の指針」を定めています。職員研修や相談・通報体制の整備を通じて、安心して生活できる支援環境の維持に努めています。 詳細は「虐待防止の指針(PDF)」をご覧ください。

・身体拘束適正化の指針

 利用者の権利と安全を最優先に考え、やむを得ず身体拘束等を行う場合にも、最小限かつ適正な対応となるよう「身体拘束適正化の指針」を定めています。委員会の設置、職員研修、事例検証を通じて、拘束ゼロを目指した取り組みを推進しています。 詳細は「身体拘束適正化の指針(PDF)」をご覧ください。

・業務継続計画(BCP:感染症・自然災害)

 感染症の発生や地震・風水害などの災害時にも、利用者への支援を継続できるよう「業務継続計画(BCP)」を策定しています。定期的な訓練や体制見直しを行い、地域との連携を図りながら、災害に強い福祉施設運営を目指しています。 詳細は「業務継続計画(PDF)」をご覧ください。

・感染症および食中毒のまん延防止体制

 当法人では、感染症や食中毒の発生を防止し、拡大を防ぐための体制を整えています。日常的な衛生管理の徹底、発生時の迅速な報告・連絡体制の確立、職員への衛生教育を通じて、利用者の健康と安全を守ります。 詳細は感染症・食中毒の予防及びまん延防止の為の指針 をご覧ください。